第1回異世界ファンタジー作家インタビュー もりさん
2023年4月にベリーズファンタジーレーベルにスイートが加わりました!そして、ベリカフェではファンタジージャンルをさらに盛り上げていくべく、ファンタジー作家様にお話を伺うコーナーをスタートさせました。
第1回は豪華2本立て!もりさんに突撃インタビューさせていただきました。
『婚約破棄された公爵令嬢は冷徹国王の溺愛を信じない』の書籍化おめでとうございます、今作の内容紹介(みどころ)を聞かせてください。
ありがとうございます。
今作はタイトルの通り、ヒロインのルチアが「溺愛を信じない」です。というよりも、前世の記憶と今世に婚約破棄されたため恋愛に臆病になっています。
そんなルチアへの初恋を成就させるために頑張るヒーローのジュスト。
どうすればルチアに好きになってもらえるか、仲間たち(全員恋愛未経験)とジュストとの作戦会議は残念なものばかりになってしまいます。
ルチアに好きになってもらおうと頑張るジュスト、好きにならないように頑張るルチアの葛藤など、お楽しみいただけると思います。
『婚約破棄された公爵令嬢は冷徹国王の溺愛を信じない』の裏話や誕生秘話があれば教えてください。
最近はあまり恋愛メインで書いていなかったため、プロットの段階では恋愛が息をしていませんでした。
そんなプロットに担当様が合いの手を入れるようにコメント(アドバイス)をくださったおかげで、無事に恋愛ものらしくなり、執筆開始。
――が、数話書き始めた時点で担当様に確認してもらうと、「プロローグにはヒロイン(ルチア)を登場させてほしいです」と言われて初めてルチアが登場していないことに気づき、慌てて書き直しました。
なので、お蔵入りした三話分がありますが、あのままだとまた違った物語になっていたのではないかと思います。
作家活動を始めたきっかけはなんですか?
読書友達が書き始めて、面白いよと誘われて始めました。
執筆中に欠かせないものはありますか?
ヘッドマッサージャー。
行き詰まったときぼーっとしながら頭をもみもみしていると、アイデアが浮かんでくる……ような気がします。
作品を書く時に大切にしていること、重要なことはありますか?それらは作品のどのような側面に反映されますか?
登場人物たちを、ストーリーの都合で動かさない。
当初決めていたプロットと違う方向に進んでしまっても、登場人物たちを自由にさせているほうが絶対に面白い作品になります(そして後で担当様に謝罪します)。
今後の活動予定や書いてみたいジャンル、目標などあれば教えてください。
現代ものやサスペンスものなども書きたいです。
また公募にも応募してみたいです。