形のない彼氏。

それが、チャットだった。




あたしの父親は、ここで不倫相手を見つけたらしい。



あたしはそれを利用して、そこで不倫相手を見つけてる奴らを片っ端から潰してやることを決めたんだ。








まぁ、自分の顔に自信がなかったわけでもないし、客の相手すんのは結構楽しそうだし、それに、偽名を使えることが一番うれしかった。






なによりチャットはただ家でパソコンの近くにいれば、客が自動的にきてくれるからいいんだ。


< 4 / 11 >

この作品をシェア

pagetop