バンドマンに恋をした
「嘘だよ、ばーか
って…期待でもしてた?」
「っ…!///」
期待なんかするわけない…
すごい恥ずかしい…
顔を下に向けていると
「っおい…帰るぞ。」
「ぇ…?
かえる…?」
「お前、バスだろ、送ってくよ」
お、送ってく…?
「だ、だいじょぶだいじょぶ!
一人で帰れる…!」
「は?こんな暗い中、
女一人で帰らせられっかよ。
たしかに、性格は男だけどw」
そういうと、鹿島くんは
くくくっと笑った。
男って…失礼な!!!
「いや、申し訳ないよ…」
「お前、俺に逆らったらキスするぞ?」
「あ、送ってください…。」
キスだけは勘弁だよー…。
しょうがない、
今日だけ送ってもらおう…。
それから、わたしたちは
たわいもない話をしながら、
バス停まで送ってもらった。