バンドマンに恋をした



ーー次の日


わたしはいつも通り
絢と学校に行っていると


「おい、一条。」

肩を叩かれ、振り返ると…


「あ、鹿島くん。おはよ。」


「お前、今日の放課後空いてるか?
俺のライブ見に来いよ。

まあ、お前は絶対な強制な。

てことで、今日の放課後は
俺とお前一緒に帰るからな。」


「さな、この間、
バンドっていいよね〜って
言ってたんです!

ぜひライブに連れてって
あげてください!」

え、え、えーーー!
わたしバンドに興味ないのに…。

しかも絢でたらめ言い過ぎだよ〜…

「絢、なにいってんの…」


「ってことで、お前のクラスに
迎え行くからな。

はやく準備しとけよ。
俺のこと待たせんなよ。」


「はい…。」

放課後、迎えに来てくれるんだ!
うれしいな!


バンドにあまり興味ないけど、
鹿島くんに、少しでも近づける
チャンスかもしれない!




そう考えてた、
わたしは甘かったのかもしれない…



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