命をありがとう
病気と闘ったM
生きてると実感したとき。 三年前の出来事。友達が病院に入院した。 わたしもまた、入院した。わたしは、14階 友達は、12階病気は、脳梗塞わたしは、糖尿病の合併症だ 友達のMちゃんMちゃんは、電動車椅子だ M『おはよう。いまからリハビリなんだ』
私『おはよう。頑張ってるね無理しないようにね。』それが私の運命をかえる最後の一言になった。リハビリの最中Mちゃんは、突然気を失い倒れました。 看護師『Mさん、どうしました?Mさんしっかり』 先生『…』 先生は、しばらく黙り込んだ。看護師『先生どうしましょう。Mさんは、身寄りも早くになくなりだれもいません』 先生『友達のかたいたよね?あのひとに話そう』 身寄りがいなかったMちゃんの一番そばにいた私がはなしをきくことになったのだ。 私『先生…Mになにがあったんですか?』 先生『Mさんは、脳梗塞が進行し、運動機能を伝達する脳の部分がつまり運動の機能ができなくなったと考えられます。』 私『…なんとかならないんですか?』 先生『たぶん無理だとおもいます。植物状態になります』 わたしは、涙がとまらなかった。わたしにしてあげれることは、なんなんだろうか。人間は、ひとりじゃ生きていけない。 誰かに支えられて生きている。自分のことは、自分で。そんな時代に自分でしたくてもできないひともいるのだ。障害をもつ人間だっていきる権利は、ある。生きるとは、なみだあり、わらいありそんな繰り返しで生きている。生きているからこそできることがある。それから一年がたちMは、天国へと、旅立ちました。Mとの出会い…わたしが20のときだった。病気が進行し通院していた。そのときに、声をかけてきたのがMだった。わたしは、すぐに仲良くなりいっぱい話して一緒にお昼をたべた。彼女は、なにごとも明るく、はなしをするこでした。 M『ねぇ…わたしは、歩けないけど偏見もたないでね』 私『何いってんのさ、偏見なんてもつわけないさ』 そういうとMは、涙を浮かべてありがとうといいました。つらかっただろう…苦しかっただろう…脳梗塞と診断されたのは、19のときだそうだ。大学時代テニスサークルに通っていたM…ラケットを振った瞬間目の前がゆがんでみえたそうだ。
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