シークレットプリンセス〜白井ライト編〜
入りたいけど
入れない御手洗い。
てか
御手洗いの前でこんなこと…。
見せつけたいのかな?
私はオロオロしていると
白井さんと目があってしまった。
「…。
今日は乗らない。
帰れ。」
「えー。
どうして?」
荒川みうが
白井さんに聞く。
「お前を抱くのは飽きた。」
「なんですって?!」
「お前が言ったんだろう?
抱いてくてる存在でいいって。」
その言葉を
荒川みうが聞くとニコリと笑う。
「ライト…。
照れているのね。
じゃあ。
また今度。」
私は
隠れるようにして
物陰に身を寄せる。
すぐ横を荒川みうが通って行く。
「おい。」