シークレットプリンセス〜白井ライト編〜
「ちょっと…!
やめて!」
私は
白井さんを突き飛ばす。
「なにするんですか?!
さっきからいい加減にして!」
白井さんは
私を見る。
「オンナは外見ばかりしか見ないとか…。
デタラメなことを言わないで。
私は…。
そんなことないと思います。」
白井さんは
ソファーからおりると
VIPルームの部屋の扉に手を掛ける。
「さっきは悪かった。
でも
俺は…。」
白井さんは
私の方を見てはっきりと言った。
「オンナって遊びでしょ?」