シークレットプリンセス〜白井ライト編〜
「そうでしょうか?」
「どうだかな。
もし
本気でも自分は可愛いからライトを落とせる。とか自信たっぷりのオンナしかライトには寄ってこないからな。
例を挙げるとあいつだ。
なんとかだ。」
「荒川みうですか?」
「そうだ。
そんなやつだったな。
そんな奴らばかりライトは見てきたからな。
だからオンナにはロクな奴なんかいないって思っていて本気にはならない。
だからオンナは遊び。」
芦川さんは
チラリと私を見る。
「ライトより
俺の方がオンナは寄ってくるがな。」
「自信たっぷりですね。」
「当たり前だ。」
芦川さんは
口角をくいっとあげる。
そして
車はホテルへ着いた。