シークレットプリンセス〜白井ライト編〜
「…。
コンビニ行ってきたんですか?」
白井さんは
無言でうなづく。
「スパゲティ肉まん食べたかったんですか?
そんなに。」
「それもある。」
すると
白井さんは片手にぶら下げていたコンビニの袋を私に差し出す。
「やる。」
「私に?」
白井さんは
少し照れながらうなづく。
「ありがとう…。」
白井さんは
ニコリと笑うと部屋に帰って行った。
私は
不思議に思いながら白井さんからもらったコンビニの袋の中の商品を見ながら自分の部屋に入った。
部屋に入り
コンビニの袋の中の商品を出す。
「納豆巻きに
イチゴとブドウの生クリームの!
あと…。」
袋の中の商品は
全て私が美味しそうだな。と思いながら眺めていたものばかりだった。
そして
コンビニの袋の一番奥にあるものが入っていた。