シークレットプリンセス〜白井ライト編〜
「それでは恋愛について質問します。
荒川さんは今恋愛していますか?」
「もちろんです。
私はライトみたいな男性に恋をしていて…。
あと一歩なんですが邪魔が入り…。」
チラリと私を見る荒川さん。
なんか
睨まれてる…。
「そうなんですか。
美人な荒川さんならその男性を落とすのなんて簡単じゃないですか?」
「ぇえ…。
それが結構大変で。
そこが楽しいんです。
あとは
邪魔が入るのを防ぐだけ…。」
「はぁ。
じゃあ白井さんは?」
私は
耳を傾けて聞く。
「もちろん私みたいな人よね?
ライト。」
「…。
俺を見てくれるオンナ。
俺の中身も全て…。」
白井さんと目が合う。
そして
微笑む。
「そんな女性が理想です。」