シークレットプリンセス〜白井ライト編〜








芦川さんの
スパルタチョコ作りは連日のように行われていた。
大学にマネージャー補佐の仕事にスパルタチョコ作りに…。








「疲れた…。」







「疲れた…だと?
俺の方が疲れている!
ついさっきまでは会議だったんだぞ!」








芦川さん
なんだかんだ言って疲れているのにチョコ作り教えてくれているんだよね。
感謝しなきゃ。









「芦川さん。
味見よろしくお願いします。」







芦川さんは
私の作ったホワイトチョコの生チョコを食べる。
すると芦川さんはふわりと笑う。









「よくやった。
これなら大丈夫だ。」








芦川さんに
褒められたのはバレンタインから数日前だった。












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