シークレットプリンセス〜白井ライト編〜
「え…。」
「連れて行きたい場所がある。
今日の夜。
ゆめと2人で。」
荒川さんは
驚いた表情でこちらを見る。
「ライト!
あなたは私のなんだからね。」
白井さんは
荒川さんを見る。
「いつ。
どこで。
俺がお前のオトコになった?」
荒川さんは
怒りに満ちた表情をし
私に手を上げた。
「こんなオンナ。
どこがいいのよ!」
荒川さんは
私に手を振りかざしたが白井さんに止められた。
「ゆめに手を出したら…。
ただじゃおかない…。」
白井さんは
荒川さんを睨みつける。
「明日…。
覚えておくのね!」
「ぁあ。
あれか。
明日覚えておくのはお前だ。」