ど ん な 君 で も 、
▼.気付いたキモチ
わたしが、
和也くんのことを好きって
気付いてから、
やっぱりわたしは、和也くんに
対する態度が変わってしまってたみたい。

「理子?」

「なんだい、すみれちゃん。」

「すう、理子が最近おかしいなあって思うのー。」

「なにがあ?」

「和也くんのこと好きなんでしょ」

「っはあ!?//」

「ほーら図星ー。」

わたし、わかりやすいのかなあ。

「すぅ、鈍感なのに、気付いちゃったよお?」

「困ったもんだなあ。。」

すみれは、
ふにゃふにゃと笑いながら、
教室の隅のほうへむかっていった。
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