祈りのいらない世界で〜幼なじみの5人〜【実話】
川から上がった5人は河原の日陰で仰向けになって寝そべっていた。
蝉の声と風の音が聞こえる。
「大人になっても、私とイノリとケンとカンナとカゼの5人でいようね」
「うん、約束するよ」
5人は空に小指を突き出して、指切りげんまんを歌い出す。
入道雲が聳える青く澄んだ空に、5人の歌がこだましていた。
「かんな〜!」
いきなり名前を呼ばれたカンナは体を起こし、振り向いた。
カンナは河原の土手の上で手を振っているカンナの祖母の元へ向かう。
「みんな!おばあちゃんがトウモロコシ持ってきてくれたよ。こっちで食べよう」
「やった♪トウモロコシ〜」
キヨ達はカンナの元へ駆け寄ると、カンナの祖母が持ってきたトウモロコシを土手に並んで座り、食べ始めた。
「うんまいっ♪カンナのおばあちゃんが作るトウモロコシは絶品だね」
ケンは嬉しそうにトウモロコシを頬張る。
蝉の声と風の音が聞こえる。
「大人になっても、私とイノリとケンとカンナとカゼの5人でいようね」
「うん、約束するよ」
5人は空に小指を突き出して、指切りげんまんを歌い出す。
入道雲が聳える青く澄んだ空に、5人の歌がこだましていた。
「かんな〜!」
いきなり名前を呼ばれたカンナは体を起こし、振り向いた。
カンナは河原の土手の上で手を振っているカンナの祖母の元へ向かう。
「みんな!おばあちゃんがトウモロコシ持ってきてくれたよ。こっちで食べよう」
「やった♪トウモロコシ〜」
キヨ達はカンナの元へ駆け寄ると、カンナの祖母が持ってきたトウモロコシを土手に並んで座り、食べ始めた。
「うんまいっ♪カンナのおばあちゃんが作るトウモロコシは絶品だね」
ケンは嬉しそうにトウモロコシを頬張る。