祈りのいらない世界で〜幼なじみの5人〜【実話】
暫く土手の草むらに寝っ転がって夜空を眺めていると、イノリとカンナ、ケンが走ってきた。
「笑い声が聞こえたからもしかしてと思ったら…」
「おい、みんなに迷惑かけといて呑気に笑ってるなよ」
「みんな心配してるよ、帰ろう」
まだ子どもの彼らは暗闇が恐かったのか、小さく震えている。
その姿に噴き出すキヨとカゼ。
いきなり笑われた3人はポカンとしている。
「ねっ!みんなはお願い事が必ず叶うなら何をお願いする?」
「何だよ、いきなり」
キヨの問いに真剣に考え込む3人。
「俺はキヨのお婿さんになりたーい」
「私は通訳さんになりたいかな」
「俺は美人でボンキュッボンの女の子と付き合いたい」
まだ幼稚園児だというのにマセている子ども達。
5人は両手を重ね目を瞑ると、輝く星空に向けて願いが叶うようにと祈った。
その後、みんなで手を繋ぎながら心配して待っている親達の元へと帰っていった。
「笑い声が聞こえたからもしかしてと思ったら…」
「おい、みんなに迷惑かけといて呑気に笑ってるなよ」
「みんな心配してるよ、帰ろう」
まだ子どもの彼らは暗闇が恐かったのか、小さく震えている。
その姿に噴き出すキヨとカゼ。
いきなり笑われた3人はポカンとしている。
「ねっ!みんなはお願い事が必ず叶うなら何をお願いする?」
「何だよ、いきなり」
キヨの問いに真剣に考え込む3人。
「俺はキヨのお婿さんになりたーい」
「私は通訳さんになりたいかな」
「俺は美人でボンキュッボンの女の子と付き合いたい」
まだ幼稚園児だというのにマセている子ども達。
5人は両手を重ね目を瞑ると、輝く星空に向けて願いが叶うようにと祈った。
その後、みんなで手を繋ぎながら心配して待っている親達の元へと帰っていった。