私達は机の落書きから始まった。
と つ ぜ ん
残り、14日。
「今、誰とも付き合っていませんよね?
私……ずっと…好きだったんです。
初めて会った時から…
……付き合って下さい!」
これは、私の告白ではありません。
目撃してしまったんです。
いつも通り、移動教室に行くと、いつもの席に座る遼平と、遼平の前に知らない女の子がただならぬ雰囲気で見つめ合っているところを。
入り損ねた私が様子を伺っていると……
女の子が告白をしてたんです。