私達は机の落書きから始まった。
ただ、私が勝手に好きなだけだし、勝手に待っていただけ。
特別な存在か?と聞かれたら、違う。
ただ、一時期慰め合っていただけ。
友美には関係のないことだ。
好きになった時間の長さは関係ない。
私が一年以上前から好き。と、友美が最近好きになった。と、遼平からしたら、あまり関係ないのかもしれない。
長さで好きになってもらえるものでもない。
「……そっか。
遼平かっこ良いもんね。」
これが、私の精一杯の強がりだった。