私達は机の落書きから始まった。
 
 
周りの人達が一斉に騒ぎ出す。
 
 
「ヒュー」
 
「熱いね~」
 
「おめでとぉ~」
 
 
そんな激励?の言葉。
 
 
その中、遼平と彰は睨み合う。
 
 
何故こんな事になっているのかわからない私は、恥ずかしいやら、よく分からないやらで一気にアルコールが回った。
 
 
遼平の腕の中で、意識が遠のいていく中、彰の声が聞こえた。
 
 
「もし、泣かせたら……
 
お前には渡さないから。」
 
 
そんな言葉が……
 
 
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