私の初恋は屋上で
『えっとぉー‥‥‥うまく状況が読み取れないんですが‥‥‥?』


お父さんが苦笑いをする。
『はははっ実はずっと隠していたんです。乃愛様が昔の事を知るまで。』


え、の、乃愛様?お父さん?



『お父さん?乃愛様って?どうして?』



おっと!
と頭を下げる。


『言葉不足で失礼致しました。私は乃愛様の執事。メーティン・ダ・ルイスです。』


め、メーティン・ダ・ルイス?
なんのこっちゃ?


『つまり』

純也が私の隣に歩みよる。



『今ルイスが話したことはぜ〜んぶ嘘ってことだよ!』



『う、嘘?』



『そ!!』



はぁぁぁいーーーーーー!?
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