私の初恋は屋上で
見ると、純也が眠そうな目をこすりながら私に歩み寄ってきた。
『おはよう。眠そうだねぇ?』
『あぁ。まーなぁ。って!!乃愛!?』
え、な、何?
純也は目を丸くして私をガン見。
『いや‥‥。そんな格好‥‥。に、似合ってるなぁ‥‥とか思ったり‥‥。』
『あ、ありがとう‥‥。』
いきなりすぎるよ。
恥ずかしすぎる!!
『え、な、なに?しゅ、修司』
『いや?ラブラブだなぁって。』
『えっ!?////』
ボッ と顔が赤くなる。
もう、純也も修司も今日なんか変だよ!
(あれ?)
二人の間に、バチバチと火花が‥‥。
『あのぉ?二人共どうしたの?バチバチしてるけど?』
『え、あ、いや?なんでもないけどー?ですよね?修司さん?』
『あぁ。なーんにもねーよ?』
うっわぁ。ぜったい何かあるよーー!!
そして―。
私の嫌な予感は的中した。