優しい部屋


何かが足りない。
このままじゃいけないと気持ちだけ焦ってる時だった。


大学2年生の冬。

あと2ヶ月もすれば2年も終わる。
3年になれば、そろそろ就活も考えなくては。
でも未だ自分のやりたいこともはっきりしない。

自信もないくせに、変なプライドだけが居座ってやがる。


そんな時だった。


四角い画面の向こう側にいる彼女に出逢ったのは。


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