臆病者のシーソーゲーム(仮)





その後も私の居ない時に屋上へ来れば、

1人で飛び降りる事ができた。


他の方法でも自殺する方法があった。





それでも今こうやって心臓が動いているのは…彼が生きているのは…





私が彼を止めたから……?










あの時、私と彼がここで出会ったのは、


偶然なのか…

必然なのか…

運命なのか…








ただ、私が彼に言いたいのは、










「馬鹿、そんなに思いつめる前に誰かに相談しなよ」



そんな素っ気ない言葉だ。

素っ気ないけど、死んで欲しくないからくるアドバイス。



 
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