学園王子様は、俺様です。
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「おはよぉ…」
朝、いつもより早く目が覚めてリビングに行くと、もうお母さんがいて、パンを焼いていた。
「あら、おはよう」
「ちょっと先に制服に着替えてくるね」
もう一度部屋に戻ろうとドアに手をかけた時。
「…あっ 朱里、今日は……学校行かなくていいわ」
そうなんだ……学校行かなくて……って、
ハイ…!?
「なんでっ!?」
驚きすぎて声が裏返る。