学園王子様は、俺様です。
「じゃー明日な。
また弁当よろしく」
「うん、また明日…」
もうお家着いちゃったよ…。
まだ北村くんと一緒に居たかったな…。
…あたしは、遠ざかる車を見えなくなるまで見つめた。
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「涼太様、気づかれたんですね」
「は?」
「朱里様ですよ。
お好きなんでしょう?」
「っ!!
な、なんで…」
「ふふ。
アピール頑張ってましたね」
「〜〜〜ッ!!
…うっせ」
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