学園王子様は、俺様です。



「俺のこと嫉妬させたクセに、生意気なこと言ってんな」




や、やばいっ…と思ったときには…




「んぁっ…」




北村くんからキスをされていた。




な、なんか…っ



今日の北村くんのキス…エロいっ




あたしの舌を絡めとり、口内を激しく暴れる。



「…はっ…ぁっ」




我慢できなくなった声が甘い声としてでていく…




そして、息が苦しくなったあたしは、ギュッと北村くんの袖を掴んだ。




「ん、このくらいで許してやる」





やっと唇を離されたあたしは、思い切り酸素を吸い込む。
< 214 / 410 >

この作品をシェア

pagetop