学園王子様は、俺様です。


「なんか普通に呼ぶし…調子狂った」



北村くん…じゃなくて、涼太は頭をクシャっとして、もう俺様発言はしてこない。


ふぅ…よかった…。


でも…



「調子狂ったの、大丈夫??」



あたしは心配してそう言ったのに…




「…ブッ 天然も程々にしろよ…

つーか、調子狂わせたの誰だっけ?」



涼太は噴き出したあと、あたしにどんどん近づいて…



ついに、ソファーまで追い込まれてしまった。
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