学園王子様は、俺様です。



… そして、やっぱり俺の読みはあたり




校舎案内することに。









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転校生は、飯倉朱里というヤツで、なんかずっとぼ〜っとしてて、おとなしい感じのオンナだった。



案内してる間も、特に俺をみて黄色い声を出すわけじゃなく…。



今までのオンナとは違く、俺に媚びない。



はじめは、普段の作った俺で校舎案内していた。



「ご、ごめんなさい。 あの、もう一回いい?」



…このオンナ、記憶力なさすぎだろ。




…なんか面白いかも。




…と、思い始め、俺は




「…お前、記憶力なさすぎ。 今までなに聞いてんの?」




そう言っていた。
















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