学園王子様は、俺様です。




 


╼╼╼そして…。



 お母さんの未来の“旦那さん”が現れた。




「どうも、南 優斗です。 …君が朱里ちゃん??」



「っは、はいっ」



 あたし、人見知りだから、まともに顔がみれないっ



「この子、人見知りなのよ~ さっご飯にしよっか!!」



 お母さんは、キッチンの方へ行ってしまった。



 うぅ~~~っ この状態、嫌だ…。



 南さんの方を見れずにいると…



「ごめんね、突然……僕のことは、聞いてるかな?」




 南さんから話しかけてくれた。




「……コク」



 うなづくあたし。



 せっかく話しかけてくれてるのに…話さない、とか…。



 失礼かも…っ



 
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