君と僕との物語
結ばれた糸は結構もろくて、

時には緩んでしまったり、

切れてしまうことだってある。

だけど、

ゆっくり、

ゆっくり、

時間をかけて、

二人で糸を編上げていったら、

その糸はとても強いものになって、

どんなに離れても繋がっていられるから。

一生をかけて君と編み上げたとき、

僕はそれを「運命の赤い糸」って呼びたいんだ。

だから今日も僕は君を探す。

だってこれは、君につながる物語だから。

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