一途過ぎたら大変!?
その日の帰りのHR後、早速文化祭役員が召集されると言う事でみんなが帰った後、誠也君と共に役員が集められる教室に向かっていた。
「舞さん、舞さんは本当に沢口さんと仲が良いですね。いつからそんなに仲良くなったのですか?」
いつもの笑顔で誠也君が問いかけてくる。
「ん?玲奈ちゃん?えへへ♪そんな仲良く見える?嬉しいなぁ~♪玲奈ちゃんとは中学2年生の時、玲奈ちゃんが誠也君みたいに転校して来たんだ。その時から玲奈ちゃんすっごく綺麗だったんだよぉ~♪はっきり物事言えるし、かっこよかったんだ♪」
玲奈ちゃんの話になるとなんだか嬉しくなる。
「その時期ね、私なんでか良く分からないんだけどあまりみんなに口を利いてもらえなかったりお友達が居なくてね。ちょうど私が何かしたのかクラスの子を怒らせちゃったらしくてね?謝ろうとしていた時に玲奈ちゃんが助けてくれたの。私は悪くないって。それからかな?玲奈ちゃんがいつも気にかけてくれて一緒に居てくれるようになったのは」
玲奈ちゃんがかっこよかったって事を話したかっただけだったんだけど、どうも余計なことを言ったみたい。
誠也君黙り込んじゃった・・・・・・。
私は少しあせって
「あ・・・・・・誠也君ごめんね?こんな話されても困っちゃうよね。でも、昔の話だから。ただ、私玲奈ちゃんが綺麗なのにかっこいいんだよって言いたかっただけで・・・・・・ごめんね?」
背の高い誠也君を見上げつつ謝る。
・・・・・・ん?誠也君震えてる?何か私また間違った事言っちゃったのかな??
「あ・・・・・・あの誠也君?」
そこまで言うか言わないかの時に私の肩を掴んで誠也君は自分の方に振り向かせた。
「舞さん、すみません!俺が居たなら沢口さんよりも早くあなたを助けれたのに・・・・・・!!
俺が舞さんを助けたかった!!!」
あまりに急な事だったので成すがままだったんだけど、誠也君の掴む力が強くて我に返った。
「・・・・・・痛っ」
思わず小さい声を漏らすと誠也君も我に返ったらしくすぐに手を離し
「す・・・・・・すみません。舞さん。痣になってはいませんか?冷やした方がいいでしょうか?本当にすみません。思わず感情的になってしまって・・・・・・」
背が高い誠也君なのに小さくなって謝っている。
そこまで痛い訳じゃなかったから痣なんてなるわけ無いのに・・・・・・
あまりの誠也君の焦り様に
「あはは。私そんなに弱くないよ。思わず言っちゃったけど謝る必要ないよ」
面白くなって笑いながら言ってるのにまだ「すみません」って・・・・・・
「ね~誠也君。なんで誠也君はかっこいいのにそんなに私にかまうの?今のだって本当に大丈夫なのにそんなに謝まらなくっても・・・・・・」
なぜそんなに悲しい顔をしているのか、なぜこんなに優しいのか分からなくって問いかけてみた。
「かっこいい?この顔は舞さん気に入ってもらえましたか?よかった。自分では自分の良さって物が良く分からなくって・・・・・・・」
と嬉しそうな顔をした後
「優しいのは舞さんだからですよ『優しくしている』ではなく『舞さんには優しくなってしまう』って言うのが正解かな。自分でも無意識です。今の俺はあなたにどう映っているのか分からないのですが、ただ、あなたの側に居たいだけです。居させてくれますか?」
立ち止まって、真面目な顔をして聞かれたものだから
なんだかそれって・・・・・・
「あはは・・・・・・誠也君。それってなんだか告白みたいだよ。だめだよ?私だから大丈夫なものの他の女の子に言ったら告白されたって思っちゃうよ?」
熱くなったほっぺたを見られないように下を向き、勘違いしないように冷静になろうとした。
「さぁ、早く行こ?遅れちゃうよ?」
この話題を終わらせようと明るく少し大きめの声を出し、走り出そうとした私の手を誠也君の大きい手に包まれた。
「告白をしているのですが・・・・・・。舞さん、俺の彼女になってくれませんか?
俺は、あなたの彼氏としてずっとあなたの側に居たいんです」
・・・・・・その時の誠也君の手は熱く少し震えていた・・・・・・
「舞さん、舞さんは本当に沢口さんと仲が良いですね。いつからそんなに仲良くなったのですか?」
いつもの笑顔で誠也君が問いかけてくる。
「ん?玲奈ちゃん?えへへ♪そんな仲良く見える?嬉しいなぁ~♪玲奈ちゃんとは中学2年生の時、玲奈ちゃんが誠也君みたいに転校して来たんだ。その時から玲奈ちゃんすっごく綺麗だったんだよぉ~♪はっきり物事言えるし、かっこよかったんだ♪」
玲奈ちゃんの話になるとなんだか嬉しくなる。
「その時期ね、私なんでか良く分からないんだけどあまりみんなに口を利いてもらえなかったりお友達が居なくてね。ちょうど私が何かしたのかクラスの子を怒らせちゃったらしくてね?謝ろうとしていた時に玲奈ちゃんが助けてくれたの。私は悪くないって。それからかな?玲奈ちゃんがいつも気にかけてくれて一緒に居てくれるようになったのは」
玲奈ちゃんがかっこよかったって事を話したかっただけだったんだけど、どうも余計なことを言ったみたい。
誠也君黙り込んじゃった・・・・・・。
私は少しあせって
「あ・・・・・・誠也君ごめんね?こんな話されても困っちゃうよね。でも、昔の話だから。ただ、私玲奈ちゃんが綺麗なのにかっこいいんだよって言いたかっただけで・・・・・・ごめんね?」
背の高い誠也君を見上げつつ謝る。
・・・・・・ん?誠也君震えてる?何か私また間違った事言っちゃったのかな??
「あ・・・・・・あの誠也君?」
そこまで言うか言わないかの時に私の肩を掴んで誠也君は自分の方に振り向かせた。
「舞さん、すみません!俺が居たなら沢口さんよりも早くあなたを助けれたのに・・・・・・!!
俺が舞さんを助けたかった!!!」
あまりに急な事だったので成すがままだったんだけど、誠也君の掴む力が強くて我に返った。
「・・・・・・痛っ」
思わず小さい声を漏らすと誠也君も我に返ったらしくすぐに手を離し
「す・・・・・・すみません。舞さん。痣になってはいませんか?冷やした方がいいでしょうか?本当にすみません。思わず感情的になってしまって・・・・・・」
背が高い誠也君なのに小さくなって謝っている。
そこまで痛い訳じゃなかったから痣なんてなるわけ無いのに・・・・・・
あまりの誠也君の焦り様に
「あはは。私そんなに弱くないよ。思わず言っちゃったけど謝る必要ないよ」
面白くなって笑いながら言ってるのにまだ「すみません」って・・・・・・
「ね~誠也君。なんで誠也君はかっこいいのにそんなに私にかまうの?今のだって本当に大丈夫なのにそんなに謝まらなくっても・・・・・・」
なぜそんなに悲しい顔をしているのか、なぜこんなに優しいのか分からなくって問いかけてみた。
「かっこいい?この顔は舞さん気に入ってもらえましたか?よかった。自分では自分の良さって物が良く分からなくって・・・・・・・」
と嬉しそうな顔をした後
「優しいのは舞さんだからですよ『優しくしている』ではなく『舞さんには優しくなってしまう』って言うのが正解かな。自分でも無意識です。今の俺はあなたにどう映っているのか分からないのですが、ただ、あなたの側に居たいだけです。居させてくれますか?」
立ち止まって、真面目な顔をして聞かれたものだから
なんだかそれって・・・・・・
「あはは・・・・・・誠也君。それってなんだか告白みたいだよ。だめだよ?私だから大丈夫なものの他の女の子に言ったら告白されたって思っちゃうよ?」
熱くなったほっぺたを見られないように下を向き、勘違いしないように冷静になろうとした。
「さぁ、早く行こ?遅れちゃうよ?」
この話題を終わらせようと明るく少し大きめの声を出し、走り出そうとした私の手を誠也君の大きい手に包まれた。
「告白をしているのですが・・・・・・。舞さん、俺の彼女になってくれませんか?
俺は、あなたの彼氏としてずっとあなたの側に居たいんです」
・・・・・・その時の誠也君の手は熱く少し震えていた・・・・・・