先輩と後輩の私。
ひさしぶりに近くで見た草村先輩はやっぱり輝いていた。
「眩し…」
「ん?何か言った、鈴?」
「いえ、別に」
草村先輩「はーい、じゃあ今から親睦会をします」
「は、なんで今頃…」
「まぁ、いいじゃん、鈴、楽しむことは楽しまなきゃ」
草「そーそ。君のいうとおり、じゃあみんな先輩と2人組みになってー。 んじゃ、君俺とペアね」
「えぇ!」
「よかったじゃん、鈴」
「えぇ、ちょっとまってよ、沙弥、祥子…」
「あーっ、篠咲先輩~、ペアになってくださ~い」
「じゃあ、私とペアになろっか」
「はい♪」
二人はさっさと先輩達とペアを組んでいた。
「くそう…呪ってやる…なんで私が…」
草「へぇ、そんなに俺と組むの嫌なんだ」
「へ、いや、滅相もございません…」
草「ふは、嘘だよ」
「っっっ!!」
草「真っ赤だね、クククッ」
「先輩て独特な笑いかたしますよね」
草「そうかな? じゃあみんなペアつくったねーじゃぁこれから……」
レクをひとしきりやった自由時間ということで先輩が話しかけてきた。
草「名前は?」
「さくらの りんです」
草「漢字でどうかくの?」
「花の桜に、野蛮人の野、で鈴ってかいて鈴です」
先輩は野蛮人って言ったのがウケたらしく、あのクククっという笑い方で笑っていた。
そのあと草村先輩は普通に桜野って呼ぶのは面白くないからという理由で、
私を“さくら”と呼んでくれるようになった。
先輩がつけつけてくれた呼び名に私も便乗して、先輩のことを草先輩とよぶこと
を許可してもらった。
ひとつ、先輩に近づけた気がして嬉しかった。
その後もこれ部活?ってくらい楽しいレクレーションとかがあった。
親睦会という名のレクレーションの間、私の心臓はずっとドキドキいったままだった。
先輩たちも私達の名前を覚えてくれて、草村先輩も私の名前を覚えてくれて、私だけに呼び名を作ってくれたのが何より嬉しかった。
「眩し…」
「ん?何か言った、鈴?」
「いえ、別に」
草村先輩「はーい、じゃあ今から親睦会をします」
「は、なんで今頃…」
「まぁ、いいじゃん、鈴、楽しむことは楽しまなきゃ」
草「そーそ。君のいうとおり、じゃあみんな先輩と2人組みになってー。 んじゃ、君俺とペアね」
「えぇ!」
「よかったじゃん、鈴」
「えぇ、ちょっとまってよ、沙弥、祥子…」
「あーっ、篠咲先輩~、ペアになってくださ~い」
「じゃあ、私とペアになろっか」
「はい♪」
二人はさっさと先輩達とペアを組んでいた。
「くそう…呪ってやる…なんで私が…」
草「へぇ、そんなに俺と組むの嫌なんだ」
「へ、いや、滅相もございません…」
草「ふは、嘘だよ」
「っっっ!!」
草「真っ赤だね、クククッ」
「先輩て独特な笑いかたしますよね」
草「そうかな? じゃあみんなペアつくったねーじゃぁこれから……」
レクをひとしきりやった自由時間ということで先輩が話しかけてきた。
草「名前は?」
「さくらの りんです」
草「漢字でどうかくの?」
「花の桜に、野蛮人の野、で鈴ってかいて鈴です」
先輩は野蛮人って言ったのがウケたらしく、あのクククっという笑い方で笑っていた。
そのあと草村先輩は普通に桜野って呼ぶのは面白くないからという理由で、
私を“さくら”と呼んでくれるようになった。
先輩がつけつけてくれた呼び名に私も便乗して、先輩のことを草先輩とよぶこと
を許可してもらった。
ひとつ、先輩に近づけた気がして嬉しかった。
その後もこれ部活?ってくらい楽しいレクレーションとかがあった。
親睦会という名のレクレーションの間、私の心臓はずっとドキドキいったままだった。
先輩たちも私達の名前を覚えてくれて、草村先輩も私の名前を覚えてくれて、私だけに呼び名を作ってくれたのが何より嬉しかった。