魔法がとけるまで
告白
お風呂から出ると、ショコラが駆け寄ってきた。ヨシヨシと頭を撫でる。部屋の中がシーンとしているけれど…。
「…座間さん?」
あ…寝ている。
ベッドにもたれかかるようにして、座ったまま。
起こさないように、そっと毛布をかけた。すぅすぅと寝息をたてている。
ふぅ…。思わずもれるため息。足先を毛布に入れて、眠る座間さんの向かいに座った。
ドキドキしながら、そっと頬に触れる。痩せている顔の骨が、ダイレクトに指に伝わって、男らしさを感じた。
もうすぐ、魔法はとけてしまうやろう…。その前に…ひと言、伝えたい。
頬に触れた手を胸に当てて、私は、呟いた。
「座間さんが…好き…」
「…座間さん?」
あ…寝ている。
ベッドにもたれかかるようにして、座ったまま。
起こさないように、そっと毛布をかけた。すぅすぅと寝息をたてている。
ふぅ…。思わずもれるため息。足先を毛布に入れて、眠る座間さんの向かいに座った。
ドキドキしながら、そっと頬に触れる。痩せている顔の骨が、ダイレクトに指に伝わって、男らしさを感じた。
もうすぐ、魔法はとけてしまうやろう…。その前に…ひと言、伝えたい。
頬に触れた手を胸に当てて、私は、呟いた。
「座間さんが…好き…」