魔法がとけるまで
雪のオフィス街で
朝、いつもの時間に目覚めてカーテンを開けると銀世界が広がっていた。
えっ!?
たしかに昨日は昼間、雪がちらつくくらい寒かったけれど…。夜中のうちに降り積もるとは!!
今日はいつもより早く出よう…。雪道に慣れていないから、滑るかもしれない…。
お弁当を作って身支度をすると、いつもより早めに家を出た。
今日は、良い天気だけれど、気温が低く、積もった雪が凍ってアイスバーンになっていた。
滑らないようにゆっくりゆっくり歩いた。いつもの道が、遠く長く感じた。
信号待ちをしていると後ろから『チリンチリン』と自転車に鳴らされ、振り返る。
「おはようございます!今日は、早いんですね」
…座間さんっっ!
そういえば、うちの職場の並びに、ニッキューの営業所がある。座間さんはそこまで自転車で通っているんやぁ…。
紺のダッフルコートにスニーカー、頭にポンポンのついたニット帽…。
か…可愛すぎっ!
座間さんって、いくつなんやろう…。
えっ!?
たしかに昨日は昼間、雪がちらつくくらい寒かったけれど…。夜中のうちに降り積もるとは!!
今日はいつもより早く出よう…。雪道に慣れていないから、滑るかもしれない…。
お弁当を作って身支度をすると、いつもより早めに家を出た。
今日は、良い天気だけれど、気温が低く、積もった雪が凍ってアイスバーンになっていた。
滑らないようにゆっくりゆっくり歩いた。いつもの道が、遠く長く感じた。
信号待ちをしていると後ろから『チリンチリン』と自転車に鳴らされ、振り返る。
「おはようございます!今日は、早いんですね」
…座間さんっっ!
そういえば、うちの職場の並びに、ニッキューの営業所がある。座間さんはそこまで自転車で通っているんやぁ…。
紺のダッフルコートにスニーカー、頭にポンポンのついたニット帽…。
か…可愛すぎっ!
座間さんって、いくつなんやろう…。