ツンデレくんを呼んでみた。
「えーとさ、聞くけど、なんでそんなにあたしが好きなの? あたしより可愛い女の子なんて他にゴロゴロいるじゃん」
とりあえず話の論点をずらしてみた。
「なんでって……そりゃ、好きになっちゃったからですよ。好きになったから好きなんです。仮に飯田さんに彼氏がいるとして、その彼氏を好きになった理由ははっきりありますか?」
「…………ない」
「でしょう!」
何、自分いいこと言った! みたいな自信満々な顔でのたまってるんですか。何が「でしょう!」だよ。
こちとら半年以上前から自覚してんだよ、そんなこと。
ていうか、君、「仮に」とか言ったけど、あたしにはがちでいるんだよ。何自分の都合のいいように解釈してんだよ。それじゃ、あたしが勝手に彼氏と思い込んでるみたいじゃないか。
変態なのは自覚しているけど、あたしはそこまでイタい人間ではない。
「でも、やっぱり山崎と付き合うのはちょっと」
「俺は! 飯田さんが好きなんです!」
ああ、だめだ。これでも話が全く通じていない。
とりあえず話の論点をずらしてみた。
「なんでって……そりゃ、好きになっちゃったからですよ。好きになったから好きなんです。仮に飯田さんに彼氏がいるとして、その彼氏を好きになった理由ははっきりありますか?」
「…………ない」
「でしょう!」
何、自分いいこと言った! みたいな自信満々な顔でのたまってるんですか。何が「でしょう!」だよ。
こちとら半年以上前から自覚してんだよ、そんなこと。
ていうか、君、「仮に」とか言ったけど、あたしにはがちでいるんだよ。何自分の都合のいいように解釈してんだよ。それじゃ、あたしが勝手に彼氏と思い込んでるみたいじゃないか。
変態なのは自覚しているけど、あたしはそこまでイタい人間ではない。
「でも、やっぱり山崎と付き合うのはちょっと」
「俺は! 飯田さんが好きなんです!」
ああ、だめだ。これでも話が全く通じていない。