ツンデレくんを呼んでみた。
いろんなことを短時間で考えすぎて頭が痛い。
めんどくさくて、なんだかイライラしてくる。
だめだ、あたしもこういうめんどくさい問題は苦手なタイプだ。
「ごめん、あたし、用事あるんだ。帰るね」
「え、あ、ちょっ」
何か言いたそうな山崎を無視して、あたしは傍に置いてあった自転車に乗り込んでさっさとその場から離れた。
胸の奥に潜んでいる良心がちくちくと痛むけど、背に腹は換えられない。あたしの貞操の危機が迫っているのだ。
自転車を漕いで少し離れた図書館の前で止まった。鞄からスマホを取り出してLINEのアプリを起動させる。
誰かと話さないと気が滅入ってしまいそうだった。
めんどくさくて、なんだかイライラしてくる。
だめだ、あたしもこういうめんどくさい問題は苦手なタイプだ。
「ごめん、あたし、用事あるんだ。帰るね」
「え、あ、ちょっ」
何か言いたそうな山崎を無視して、あたしは傍に置いてあった自転車に乗り込んでさっさとその場から離れた。
胸の奥に潜んでいる良心がちくちくと痛むけど、背に腹は換えられない。あたしの貞操の危機が迫っているのだ。
自転車を漕いで少し離れた図書館の前で止まった。鞄からスマホを取り出してLINEのアプリを起動させる。
誰かと話さないと気が滅入ってしまいそうだった。