ツンデレくんを呼んでみた。
優越感
それから数日が経った日、あたしは学部飲みに誘われた。
三年生の女子の仲良しグループ数人が企画して、一、二年生の何人かにも声をかけたという。いわゆる縦飲みだ。
あたしは文学部棟の廊下を歩いていたらそのグループの一人に誘われた。
あたしは大学でどこのグループにも所属していないけど、話しかけてきた子とは会う度に声を掛け合っていて話もそこそこ合ったから二つ返事で了解した。
夜になってその子のグループに着いて行った先は、全国チェーンの居酒屋だった。
その店はお座敷の個室がいくつもあって、あたし達が通されたのは15人は軽く収容できるであろう大きな部屋だった。
あたしはその部屋に足を踏み入れた途端、ガチンと固まってしまった。
山崎がいたからだ。
三年生の女子の仲良しグループ数人が企画して、一、二年生の何人かにも声をかけたという。いわゆる縦飲みだ。
あたしは文学部棟の廊下を歩いていたらそのグループの一人に誘われた。
あたしは大学でどこのグループにも所属していないけど、話しかけてきた子とは会う度に声を掛け合っていて話もそこそこ合ったから二つ返事で了解した。
夜になってその子のグループに着いて行った先は、全国チェーンの居酒屋だった。
その店はお座敷の個室がいくつもあって、あたし達が通されたのは15人は軽く収容できるであろう大きな部屋だった。
あたしはその部屋に足を踏み入れた途端、ガチンと固まってしまった。
山崎がいたからだ。