ツンデレくんを呼んでみた。
「あー、ごめん。迷惑かけたね」
「いえ、別に。奈子さん、軽かったですし」
「そう」
ていうか、すごく今更だけど、あんたはいつからあたしを名前で呼ぶようになったんだ。
許可してねえぞ、あたし。
「ありがとう。あたし、帰るね」
「まだ寝てた方がいいですよ。まだふらつくかもしれませんよ。何なら、泊まってってもいいですし」
「そう言って、なんで君はあたしの上にいるのかな?」
山崎が見えた時から感じていた疑問をようやく口にできた。
あたしはベッドに仰向けになっていて、山崎はその上に馬乗りになっている。
それは、つまり。
「……どいてよ」
「好きな人が自分のベッドで寝てるのに、襲わないわけにはいきませんよ」
山崎の笑顔に悪寒が走った。
最初からこのつもりだったんだ。
やばい、これは確実にやばい。
顔の筋肉が引き攣る。頭の中で真っ赤な警報が鳴り響いている。
「んんっ!」
逃げる間もなく山崎の唇が降ってきた。唇に山崎の体温が伝わってくる。
やばい、これはやばい!
「いえ、別に。奈子さん、軽かったですし」
「そう」
ていうか、すごく今更だけど、あんたはいつからあたしを名前で呼ぶようになったんだ。
許可してねえぞ、あたし。
「ありがとう。あたし、帰るね」
「まだ寝てた方がいいですよ。まだふらつくかもしれませんよ。何なら、泊まってってもいいですし」
「そう言って、なんで君はあたしの上にいるのかな?」
山崎が見えた時から感じていた疑問をようやく口にできた。
あたしはベッドに仰向けになっていて、山崎はその上に馬乗りになっている。
それは、つまり。
「……どいてよ」
「好きな人が自分のベッドで寝てるのに、襲わないわけにはいきませんよ」
山崎の笑顔に悪寒が走った。
最初からこのつもりだったんだ。
やばい、これは確実にやばい。
顔の筋肉が引き攣る。頭の中で真っ赤な警報が鳴り響いている。
「んんっ!」
逃げる間もなく山崎の唇が降ってきた。唇に山崎の体温が伝わってくる。
やばい、これはやばい!