ツンデレくんを呼んでみた。
目が覚めた時、中出は隣でまだ寝ていた。
あたしが先に起きるなんて珍しい。ほとんどの場合、中出が先に起きていつのまにかいなくなっているのだ。
中出は裸だった。そう言うあたしも裸だ。
昨日のことを思い出して、くすぐったい気持ちになる。
とうとうやってしまったのか。
ずっと望んでいたことなのに、いざ現実になると本当にしたのだろうかと疑問になる。
それほど、あたし達の日常とは程遠いところにある。
眠くて怠い。
間違ったことをしていないはずなのに、正しいことだとも思えない。
中出はどう思っているのだろうか。
下半身が痛いような、感覚がないような、ふわふわしているような、不思議な気分だった。
再び布団に潜るといつのまにか寝てしまって、次に目を覚ましたのは昼近くだった。
既に中出はいなかった。
ふとスマホを手にするとLINEが一件入っていた。
中出からだった。
『お大事に』
たった一文なのに、あたしは顔を真っ赤にして枕に顔を埋めた。
あんたがやったくせに。
「あのくそガキ……」
昨日散々与えられた熱はあたしの中でまだ燻っていた。
あたしが先に起きるなんて珍しい。ほとんどの場合、中出が先に起きていつのまにかいなくなっているのだ。
中出は裸だった。そう言うあたしも裸だ。
昨日のことを思い出して、くすぐったい気持ちになる。
とうとうやってしまったのか。
ずっと望んでいたことなのに、いざ現実になると本当にしたのだろうかと疑問になる。
それほど、あたし達の日常とは程遠いところにある。
眠くて怠い。
間違ったことをしていないはずなのに、正しいことだとも思えない。
中出はどう思っているのだろうか。
下半身が痛いような、感覚がないような、ふわふわしているような、不思議な気分だった。
再び布団に潜るといつのまにか寝てしまって、次に目を覚ましたのは昼近くだった。
既に中出はいなかった。
ふとスマホを手にするとLINEが一件入っていた。
中出からだった。
『お大事に』
たった一文なのに、あたしは顔を真っ赤にして枕に顔を埋めた。
あんたがやったくせに。
「あのくそガキ……」
昨日散々与えられた熱はあたしの中でまだ燻っていた。