地球の未来を守って

私はどこかで

わかってた。

別れてからも、あいつは

あの子のこと想ってたって。

あの子が死んでから

笑わなくなったあいつに

私は最低なことをいったんだ。

「いつまで、あの子を

見てるの?

いいかげん、私だけをみてよっ!」

そしたらね、

あいつ、笑ったの。

泣きそうな顔で。

「ごめん」って。



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