大好きなキミ。
愛ちゃんたちと別れた後、私たちは家路についた。
「ねぇ、翔。」
「うん?」
「サッカーのどんな所が好きなの?」
私はふと気になったことを聞いた。
「んー。わかんねぇや笑」
「わかんないの!?なんじゃそれ笑」
「でも隆二とかチームの奴らと一緒に戦えるし、みんなで頑張れるのがいいのかも。」
「そうなんだ。私、サッカーやったことないなぁー。」
「まじで!?お前、人生半分損してるぞ笑」
これは翔の口ぐせだ。
人生半分損してるってよく言われる。
翔のお気に入りのジュースを飲んでないときとか、いつも言われる。
「そんな大げさな笑」
「大げさじゃねーよ笑やるべきだ!」
「機会があればやってみるよ笑」
「絶対だぞ!てか俺とやるか!そっちのが手っ取り早いしな。」
え、今なんて?
一緒にしようって!?
嬉しいんですけど!
「うん!絶対だよ!?約束だからね!?」
「おう。まかせろ!」
やったー!翔とサッカー出きるんだ。
嬉しいよ。
そんなこんなで家の近くについた。