大好きなキミ。



愛ちゃんたちと別れた後、私たちは家路についた。

「ねぇ、翔。」

「うん?」

「サッカーのどんな所が好きなの?」

私はふと気になったことを聞いた。

「んー。わかんねぇや笑」

「わかんないの!?なんじゃそれ笑」

「でも隆二とかチームの奴らと一緒に戦えるし、みんなで頑張れるのがいいのかも。」

「そうなんだ。私、サッカーやったことないなぁー。」

「まじで!?お前、人生半分損してるぞ笑」

これは翔の口ぐせだ。
人生半分損してるってよく言われる。
翔のお気に入りのジュースを飲んでないときとか、いつも言われる。

「そんな大げさな笑」

「大げさじゃねーよ笑やるべきだ!」

「機会があればやってみるよ笑」

「絶対だぞ!てか俺とやるか!そっちのが手っ取り早いしな。」

え、今なんて?
一緒にしようって!?
嬉しいんですけど!

「うん!絶対だよ!?約束だからね!?」

「おう。まかせろ!」

やったー!翔とサッカー出きるんだ。
嬉しいよ。

そんなこんなで家の近くについた。


< 11 / 21 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop