KEEPER




…………、。




スルスル カチッ!!




ほっ。



どうやら

伸びてきた 手は

私の前を 通過して、






シートベルト を 目指して いたようだ……。






ドキドキーーー




ブルンッ……、






いきおいよく かかった エンジン。







雪をガリガリッと 削りながら

うごきだす車。






眠った? わたしを乗せたまま……、。






ドクン…ドクン…ドクン………、





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