オタ恋っ!
第2章
喜んでいいのか悪いのか。
それは前触れもなくおきた、
突然の出来事。
「はいっ、コレ…」
ん?なにこれ?
「あの…前、欲しいって言ってただろ?それで…その…」
えっと…これは…
川崎に差し出されたその可愛い袋を透かしてみると。
…これは…
iTunesカード?
え?
あんなテキトーに言ったこと覚えてたの?
「あり、がと…」
「うん…それで、」
何かを決心したように川崎は深呼吸をした。
「僕、谷ヶ崎が好きです!
付き合ってください!!!」
…………………………。
はぁあ!?