私が恋したのは女の子でした。
「書けたー! 終わったー!」
「うん、疲れたー!」
時計が指すのは午後10時。
始めたのは5時くらいからだから、本当に疲れた。
でも、何より疲れた原因は、かえでくんかな。
こんなに長く一緒にいたのなんて初めてで、ドキドキしっぱなしだった。
かえでくんの方は、私の気持ちに気付く様子もない。
「何か飲む? コーヒーくらいなら出せるけど」
「あ、うん。お願いして良い?」
私はレポート用紙その他を片付け始めた。
立ち上がってキッチンに向かうかえでくんの背中を見送る。
よく考えたら……かえでくんと一緒に受けていたこの講義も終わっちゃったんだよね。
ランチは一緒に食べてるけど、このままかえでくんと接点なくなっちゃうのか……。
急に切なくなって、私はある思いが強くなっていた。
「うん、疲れたー!」
時計が指すのは午後10時。
始めたのは5時くらいからだから、本当に疲れた。
でも、何より疲れた原因は、かえでくんかな。
こんなに長く一緒にいたのなんて初めてで、ドキドキしっぱなしだった。
かえでくんの方は、私の気持ちに気付く様子もない。
「何か飲む? コーヒーくらいなら出せるけど」
「あ、うん。お願いして良い?」
私はレポート用紙その他を片付け始めた。
立ち上がってキッチンに向かうかえでくんの背中を見送る。
よく考えたら……かえでくんと一緒に受けていたこの講義も終わっちゃったんだよね。
ランチは一緒に食べてるけど、このままかえでくんと接点なくなっちゃうのか……。
急に切なくなって、私はある思いが強くなっていた。