想いの先に
再び出会ったあなたは 消防団に入ってた。

2年に一度行われる大会の練習で 帰りが遅かった。

連絡が取れない日もあった。
自宅に 帰ってきているのかさえ 私は知らされることは なかったね。

「消防団の 飲み会あるから」 家を出たきり 連絡なかったよね。

不安だった。
私って 彼女なの?

寂しい夜は 続いた。
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