期間限定の彼女(続)…最終章…
「それでは松浦さん
私たちはこれで・・・
飛行機の時間もありますので
またゆっくりお話ししましょう
よろしければ 福井にも足を運んで来て下さい
何もないところですが
案内しますよ」
「そうですね
またゆっくりと話しましょう」
・・・・・・
あぁ・・・ゆっくりできなかったな
ホントだったら 今の時間二人きりで
居れたのに・・・
両親が腰を上げたので あたしも・・・
名残惜しいけど・・・
重い腰を上げた
「あら 菜摘は
帰らなくていいわよ」
「へっ?」
突然過ぎて 変な返答
「へっ?じゃないわよ
せっかく尚輝さんと思いが通じたのに
ここで連れて帰るような 酷な親じゃないわよ」
「オレの方こそ 連れて帰ると言っても
今日は帰らさないけどね」
尚輝がいうとまた 爆笑の嵐