期間限定の彼女(続)…最終章…
そんなこんなで
あたしたちは 尚輝が事前に用意してた
最上階のSweetRoomに 場所を移したのだ
「なんか 疲れたな」
第一声がそれ!
「こんな部屋まで 用意してて
もし あたしが『ごめんなさい』って断ってたらどうするつもりだったの?」
「菜摘は断らないと言う自信あったし」
「どこから そんな自信沸いてくるの?
人間ってね 絶対はないんだよ?」
「なーんて うそうそ
まだ オレの写真飾ってるって」
「はい?」
あっ!!!!!お母さんだ!!!!!
「なんとなく予想着いたみたいだな」
尚輝が福井へあたしの両親に会いに来た時に
母がベラベラと余計な事を話したらしい
「それもさ~ 携帯の画像を?
プリントアウトして?
自分の鏡台へ?
飾ってるって?」
「も!!!!!もういい!いわなくてもいい!」