期間限定の彼女(続)…最終章…


「先生!間違えてないですよね?
出来てるのは 本当なんですか?」


喜ぶどころか 先生に詰め寄るあたし


「間違いありませんよ
それは どうしてですか?
望んでないのですか?
あっ!外に居るのは彼氏?」


「はい… 彼氏です
あたしたち 半年後に式をあげるんです」


「あーあ
それなら 良かったわ!
何か事情があるのかと思うじゃないの!」


先生は看護師さんに 尚輝を中へ入れる様に指示した


尚輝が入ってくると
直ぐに『おめでとうございます!』
と 言うものだから
尚輝は一瞬ううん?って 顔をしていた



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