期間限定の彼女(続)…最終章…


尚輝は まだ出てもないお腹を触りながら
声かけをしてる


どうしよう・・・
言うべき?


ううん
尚輝の子かもしれないから
このまま黙っててもいいんじゃない?


でも 産まれてみて 血液型とか違って
バレたときには 取り返しつかないよね…


おろす?
いや…それは 絶対嫌
せっかく 授かったのに
勝手にそんなこと出来ない
可哀想すぎる!
縁あって この世に出ようとしてる子を
始末なんて出来ない…


そのためには 話すしかないよね…


尚輝は もし自分の子じゃなくても 育ててくれるかな?
なんて 甘い考え


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