期間限定の彼女（続）…最終章…
「菜摘 本気で産むつもり？」
「当たり前じゃない！だから別れたんだから」
「後悔しない？」
「しない！もう決めたんだから…
でも父さんと母さんには 迷惑かけるかもしれない…ごめんね」
「いいわよ！迷惑とか言わないの！
あたしたちにとっては孫なんだから
協力するわよ ねっ！お父さん」
「ああ…可愛い菜摘のためじゃないか」
その言葉にまた泣けてくる
あたしの選んだ道が
間違いでなかったと胸を張って言えるように
今からを暮らして行かなければ
とそう決意したのだ
