期間限定の彼女(続)…最終章…


でも 慣れてくると次第に 本性が現れてくる


「たまには 二人きりのデートしたい」


だとか 言うようになった


始めは夏希も 北野さんに対して 抵抗があったけれど やっと 抱っこされても 泣かなくなり
笑顔を見せるようになったのに…


そう言われた あたしは
母に頼んで夏希を1日預けて
北野さんの願いを叶えようとしたのだ


お昼を食べに行っても 身軽
何をするのも身軽


それを 北野さんは


「気楽でいいな」


って 言ったのだ


< 152 / 202 >

この作品をシェア

pagetop